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紺紙金字鼎都地下網要綱図(掲示版)

[2005]

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「紺紙金字鼎都地下網要綱図(掲示版)」
2005 / offset printing,paper / W72.8 H51.5cm

Printing 2 Exhibition
日程:2005年5月30日~6月11日
場所:Tokyo/Pepper's Gallery

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※拡大図

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都市に住む私たちにとって、鉄道とは生活する上で重要な交通機関です。緻密なダイヤが組まれ、縦横無尽に張り巡らされた鉄道は、私たちを効率よく、大量に、かつ正確に、都市の隅々まで運んでゆきます。地下鉄網が整備されることにより、地表のあらゆる遮蔽物を越え、私たちは都市を移動し真っ暗な闇を抜けると、そこは既に目的地であり、まるで空間をも飛び越えてしまっているようです。

さらに昨今、乗換案内、時刻表、終電案内などを携帯電話やPC上で簡単に検索できるようになったことで、今までより更に効率の良い移動が可能になりました。また住居を構えるにも最寄駅というのは重要な検討の要素になりえます。私たちにとって鉄道網の存在は単なる交通機関を越え、私たちの生活の中心に存在する見えない道になりうるのではないでしょうか。路線図や時刻表、ダイヤグラムは私たちの生活を導く経典のような存在として崇め奉る時代として。
 
しかしそれは、生活上の行動経路と、私たちの時間と空間を、一定の道筋、人為的な意図に委ねているということでもあるのかもしれません。道は鉄道以外に遥か無数に存在しているのですから

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